Inomata Koichiro’s diary

Inomatakoichiroという選手歴もない「ただの人」が「プロコーチ」になるまでに、大切にしてきた事を中心に綴ります。もちろん最新の情報や三菱養和情報も綴ります。

知っておきたいAEDの必要性。グラウンドに立つときに必要な知識。

2021年6月12日(土)に行われたヨーロッパ選手権

デンマークフィンランド戦、

エリクセン選手が心停止と思われる状況でグラウンドに倒れた。

 

news.yahoo.co.jp

 

チームメイトやキャプテンの行動は

本当に素晴らしかった。

倒れているエリクセン選手の周りを囲み、

治療の様子があらわにならないよう

配慮している様子が伺えた。

 

選手自身も動揺してしまうところであるが、

素晴らしい行動だったと思います。

 

エリクセン選手は意識を取り戻し、

搬送されたようでしたが、

このような事態を

冷静に対処したメディカルスタッフは

素晴らしい仕事をしたと、

称賛されるべきだと思います。

 

今回の意識消失した原因については

まだ、正確な情報は出ていないと

思いますが、おそらく

心原性(心臓が原因)では

ないかなと思います。

 

今回のようなことは、

身近に起こる危険性が

あるかもしれません。

 

日本でも松田選手がこの心停止により命を落としています。

aed-project.jp

 

子どもの前に立つ指導者として

最低限の以下を

再確認してほしいと思います。

 

 

心停止について

心停止とは文字通り、

心臓が停止した状態です。

心電図波形としては

以下4つがこれにあたります。

 

  1. 心静止
  2. 心室細動
  3. 無脈性心室頻拍
  4. 無脈性電気活動

 

後に述べますがAED

適応となる(効果がある)のは2、3のみ。

 

「1.心静止」状態では

効果がありませんし、

AEDは作動しません。

 

救命の連鎖

f:id:inomatakoichiro:20210615112219p:plain

救命の連鎖

今回の事象に限らず、

命を守るためには

①予防

②早期通報

③一次救命処置

④二次救命処置

がとても大切です。

この救命の連鎖がつながって

初めて命を守ることが

できるのです。

 

そして我々指導者に

関わりがあるのは

①予防〜③一次救命処置までです。

ここの処置を

適切に行う知識を持つことが

最低限必要です。

 

ここで一つの図をご覧ください。

心停止が起きた方に対して1分経過するたびに、

救命率がどれくらい下がっていくか。

f:id:inomatakoichiro:20210615112645p:plain

総務省消防庁:令和2年版救急・救助の現況

 

AEDによる電気ショックが

1分遅れごとに、「10%!」

救命率が低下します。

 

倒れてから救急隊が到着するまでの時間、

何もしなかった場合、

救命率は20%まで低下してしまうのです。

 

救命率を上げるためには

以下2つのことが必要です。

 

AEDが近くにあること。

AEDを使うことができること。

 

 

AEDとは

AEDとは自動対外式除細動器のことで、

パッドと言われる

粘着質のシールを適切な場所に貼れば

自動的に電気ショックを

与えることが出来る機械のことです。

 

意識消失した方を見た時には

必ずこの機械を装着。

観察することが必要です。

 

心停止した人はこの機械を

使うことで劇的に症状が回復することが

あります。

 

www.fukuda.co.jp

AEDの使い方

そんなに難しくありません。

www.fukuda.co.jp

 

講習会

東京消防庁でも講習会を実施しています。

こういった講習会に参加し、

AEDの使い方のみならず、

心肺蘇生法も含め学び、

有事に備えましょう。

 

三菱養和サッカースクールの指導員は

全員が普通救命講習を受講し、

見識を深めています。

 

皆さんも安全安心な場所を

子どもに提供できるよう

ともに学んでいきましょう!

子どもの居場所

f:id:inomatakoichiro:20210604002040p:plain



最近、スクールにはこんな親御さんがいらっしゃいます。

 

「所属チームでコーチに

こんなひどいことを子どもが言われて・・・」

 

“それはひどいですね“

と答えるしかありせん。

 

有名なチームでも

このようなことがまだあるんだな。

 

コーチの肩を持ちたい部分もあるかなと

考えながら聞いていても

フォローしようがありません。

 

私のところにたどりつく

親御さんが

氷山の一角だとしたら・・・

 

おそらく氷山の一角でしょう。

 

でも、気づけた親御さん!

良かったです。

 

多くの親御さんは

自身が置かれている環境が

「当たり前」だと

思っています。

 

この根拠のない

「当たり前」が

本当に危うい。

 

「これって当たり前なのかな」

「こういうものなのかな」

と考えてしまうからです。

 

子どもの表情を見て

「何かおかしいな」と

気づけたなら

早くチームから離れよう

そして良いチームを

また見つけよう。

 

どう思われるかなんて

考えないでいいです。

関係ありません。

 

無駄な時間、苦しい時間を

無理に過ごすこと、

これに一つも意味はないんです。

 

これが出来なければ、

子どもの未来はありません。

 

子どものために行動しましょう!

私はいつもそんな方を応援しています。

 

子どもの居場所は

子どもが決める

 

楽しい場所

それが子どもの居場所です。

 

つらい場所

それは子どもの居場所では

ありません。

子どもの居場所

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最近、スクールにはこんな親御さんがいらっしゃいます。

 

「所属チームでコーチに

こんなひどいことを子どもが言われて・・・」

 

“それはひどいですね“

と答えるしかありせん。

 

有名なチームでも

このようなことがまだあるんだな。

 

コーチの肩を持ちたい部分もあるかなと

考えながら聞いていても

フォローしようがありません。

 

私のところにたどりつく

親御さんが

氷山の一角だとしたら・・・

 

おそらく氷山の一角でしょう。

 

でも、気づけた親御さん!

良かったです。

 

多くの親御さんは

自身が置かれている環境が

「当たり前」だと

思っています。

 

この根拠のない

「当たり前」が

本当に危うい。

 

「これって当たり前なのかな」

「こういうものなのかな」

と考えてしまうからです。

 

子どもの表情を見て

「何かおかしいな」と

気づけたなら

早くチームから離れよう

そして良いチームを

また見つけよう。

 

どう思われるかなんて

考えないでいいです。

関係ありません。

 

無駄な時間、苦しい時間を

無理に過ごすこと、

これに一つも意味はないんです。

 

これが出来なければ、

子どもの未来はありません。

 

子どものために行動しましょう!

私はいつもそんな方を応援しています。

 

子どもの居場所は

子どもが決める

 

楽しい場所

それが子どもの居場所です。

 

つらい場所

それは子どもの居場所では

ありません。