Inomata Koichiro’s diary

Inomatakoichiroという選手歴もない「ただの人」が「プロコーチ」になるまでに、大切にしてきた事を中心に綴ります。もちろん最新の情報や三菱養和情報も綴ります。

小学校6年生のサッカー少年少女をもつ保護者の方へ

夏休みも残すところあとわずかとなりました。

今頃少年少女は宿題のラストスパートでしょうか。

新学期が始まると多くのご家庭で気になるのが

サッカー進路。。。

様々なチーム探しに四苦八苦されるのではないでしょうか。

そこでこの業界にちょっとだけ長く居るものとして、

少しアドバイスをさせてもらいたいと思います。

あくまでも参考にしてもらいたいと思います。

繰り返しますが、参考までに!

保護者の皆さんに質問です。

チーム探しは誰のためですか?

そんなの当たり前じゃないですか!

という声がたくさん聞こえてきそうです。

そうです。

子どものため

ですよね!

我が子が少しでも良いチームでプレーして欲しい!

それが親の願いだと思います。

もう少し踏み込みましょう。

では子どもにとって良いチームってなんですか?

クラブチーム?

強いチーム?

名前の知れたチーム?

さて何でしょう。

様々なチームのセレクションが

この夏から冬にかけてあります。

たくさんあるチームから取捨選択を迫られます。

一体我が子にとってどのチームが良いのでしょうか。

私はこう考えます。

どこでもいい

なんて無責任な!といわれそうでうが、

ちょっと言葉が足りないので補足します。

何か得られるのであれば、どこでもいい。

ということです。

そのチームにいた事で、サッカーを

続けていなければ味わえないよう事があったり、

それが予想できるのであればどこでもいいと思います。

強いチームに入り、公式戦に一度も出れなかったとしても、

チームを支える一体感や仲間を思いやる心が大切に思えた。

1時間以上かけて通ったけど、共に通った仲間は一生の仲間だ。

部活では素人先生とサッカー本を見ながら一緒に勉強して、

一生懸命取り組む姿勢を学んだ。

などなど、立派な大人になるために必要なことを

学べる事ができれば良いと思いますし、

とんな環境でも自分自身を高める事は出来るんだ、

このチームに入れて良かったと子ども自身が思えるように、

おとなが導いてあげられるといいですね。

どこでも良いとは言いながらも、

進路相談を受けた場合に私が思うポイントは

①本人の希望

サッカーをするのは子どもですから。

②通う時間

中学生では学業とサッカーの両立が不可欠です。
1時間以上かかる場所でのサッカーはおススメしません。

③サッカーレベル

サッカーは試合に出て上手くなります。
活躍できる場所を選びましょう。

この3つです。

そして、チームが絞られてきたときに、
子どもに伝える事は、

自分で確かめる。

自分がプレーするチームですから、
自分の目で耳で肌で、このチームに入りたい、
と思えるチームか確認させましょう。

長くなってしまったので、ここら辺で一旦終了。

ご意見などあればコメントください。