Inomata Koichiro’s diary

Inomatakoichiroという選手歴もない「ただの人」が「プロコーチ」になるまでに、大切にしてきた事を中心に綴ります。もちろん最新の情報や三菱養和情報も綴ります。

みなさんには会いたい人がいますか?

おはようございます。

突然ですが、みなさんには会いたい人がいますか?

 

会いたいとはどういう感情なのかな、と思いますが、愛おしいとか、元気になれるとか、そういったものを相手に求めるから、「会いたい」という感情が湧いてくるのでしょうか。

 

私は昨日ちょっと感動してしまいました。ある動画を見て、ほろっと来てしまいました。(もうおじさんです笑)

 

私が見たのは 2019年11月16日(土)明治安田生命Jリーグ第41節 長崎vs栃木の試合後に行われたV・ファーレン長崎の社長、高田社長のスピーチです。

 

このスピーチにはたくさんの感慨深い点がありました。

 

このスポーツのポテンシャルを語る場面。

「勝つことと、負けることは大事なことですけれど、それはスポーツの最終的な目標ではないのではないでしょうか。その勝負の世界を通して、どれだけ全国のみなさん、世界のみなさんを幸せにできるか、ということが最終的な目標なのではないでしょうか。」

 

そして、夢をもつ意味を感じたコメント。

J1昇格がなくなった背景の中で…

「皆さん天皇杯をどう思いますか?3000、4000というチームがある中で、このV・ファーレン長崎が手倉森監督の下、選手たちが日本でベスト4に入っています。鹿島アントラーズと戦いますけれども、これは勝つと決まっています。そうですよね?選手の皆さん!そこで新国立競技場で長崎が立つ事を想像してください!(会場拍手)」

 

そして、クラブ愛を感じるエピソード。

「私は、今年社長を退任します、と言っていたところがいつのまにか、12月31日が1月1日に書き換えられていました。あれと思って何で?と言いましたら、長崎の皆さんもちろんクラブの皆さんの愛だなぁと感じて涙が出るほど嬉しかったんですよ。」

 

また、私が驚いたのはたくさんのサポーターが去る社長に対して

「ありがとう!」とボードを掲げる姿の数々。

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スピーチを聞いて涙を浮かべるサポーターの数々。

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本当に感慨深い。

 

高田社長のツイートの最後にはいつもこの言葉で締め括られます。

 

サッカーには夢がある。

 

こう締め括られるツイートにはいつも優しさや、深さのようなものを感じてしまうのです。

 

 

正直言って本当のところはわかりません。

 

本当に心からそう思っているのか、ビジネスなだけなのか。本意はわかりません。

だけど、なんか私には心をくすぐられる何かを感じてしまうのです。

 

今私が会いたいのは、V・ファーレン長崎の高田社長です。

 


【ノーカット】今シーズン限りで退任するV・ファーレン長崎 髙田社長のスピーチ