Inomata Koichiro’s diary

Inomatakoichiroという選手歴もない「ただの人」が「プロコーチ」になるまでに、大切にしてきた事を中心に綴ります。もちろん最新の情報や三菱養和情報も綴ります。

「視線を感じる」

急ではありますが心霊体験を・・・
そういう話ではありません。

 

冗談のような真剣な話だったのだと思います。

 

かつて担当していた子どもが呟いていました。
「視線がつらい」と・・・。

 

これは冗談のような雰囲気で私に伝えられました。
しかし、これは一種のサインだったのだと思います。

サッカーを経験してきた父親をもつ子どもの話です。
どうしても経験しているから口を出したくなる。

そういったケースは比較的多いし、対処のしようがあると思いますが、ここのご家庭の保護者は口は出していないんです。
スタンスとしては見守っていたはずです。

でも子ども(選手)には伝わってしまうんですね。
伝わっても良い方向の感情であれば、選手のパフォーマンスには良い影響が出るのですが、これらは悪い方にパフォーマンスしていることで問題が明らかになります。


期待がつらい、ダメ出しをされる、
絶対ダメだと思われている、
そんな風に察してしまうのでしょう。

 

そしてこういった子は、保護者がいないタイミングで
最高のパフォーマンスを見せてくれます。

こういった状況があったら要注意。
保護者にそれとなく伝えるように私はします。

自分の視線に子ども(選手)はどう反応しているでしょうか。

 

ゴーレム効果

ja.wikipedia.org

 

ピグマリオン効果

ja.wikipedia.org