Inomata Koichiro’s diary

Inomatakoichiroという選手歴もない「ただの人」が「プロコーチ」になるまでに、大切にしてきた事を中心に綴ります。もちろん最新の情報や三菱養和情報も綴ります。

オシムさんから学ぶ「サッカーコーチ」の役割

先日、元日本代表イビチャオシムさんが亡くなられました。

 

オシムさんとは何の関わりもありませんが、オシムさんが話す言葉はいわゆるオシム語録と言われ、多くの共感を呼び、多くの人に影響を与えました。そして私も少なからず影響を受けた1人でもあります。

 

そんなオシムさんは、かつて日本について以下のように述べています。

世界基準があっても日本は誰かのまねもしないほうがいい。他の国にも持っていないものがある。俊敏性、積極的な攻撃、高い技術。
でも教育の段階から自由に判断することを許されていない。

 

日本の教育は自由な判断を許されていない・・・
本当に突き刺さる言葉だった。

判断を許容することが大人のつとめ。
決断の先に経験がある。

そういったことが身に染みる言葉でした。

 

サッカーにおいても、「考えて走るサッカー」が代名詞でもあります。
「水を運ぶ選手」というワードも大好きな言葉の一つです。

 

オシムさんの言葉の数々は私を含めサッカー界のみならず、多くの影響を与えました。

 

オシムさんの訃報を受けて様々な方がコメントをしています。
その中に共通する言葉には『人生』という言葉が記されています。

 

一流選手に大きな影響を及ぼしたオシムさん。

最近ではサッカーの様々な戦術的な切り取りや、技術の切り取りばかりが注目を浴びがちですが育成年代では、「サッカーから何を学びとれるか」という点に尽きると思います。

 

水戸ホーリーホックGM西村さんも

「人生を試合に例えると、サッカー選手は前半戦、後半戦も大切」

ということをおっしゃっていたことを聞いたことがあります。

育成年代を預かるコーチの1人としてサッカーのみを教える「サッカーのコーチ」ではく、サッカーを通して様々なことを伝えられる

「サッカーコーチ」でありたいと思います。

動画はこちら

日本代表監督の哲学と品格 オシムの流儀1.avi - YouTube

水戸ホーリーホック
フェスティバルにご参加いただき、ありがとうございました。
水戸はなんかあったかい。