Inomata Koichiro’s diary

Inomatakoichiroという選手歴もない「ただの人」が「プロコーチ」になるまでに、大切にしてきた事を中心に綴ります。もちろん最新の情報や三菱養和情報も綴ります。

「 時 間 」の共有

こんにちは。

暑さが緩んだと思いきや、
厳しい暑さに逆戻り。
まだまだ夏だと思い知らされます。

先日、ヴァンフォーレ甲府さんの
お膝元、押原公園に伺いました。

 

ここは私自身思い出の土地。
国体少年のスタッフだった時に、
ミニ国体で訪れた場所でした。

 

あれから何年経ったかわかりませんが、
私も歳をとった事は
間違いないなと思います。

 

感染者数が増えていく一方で、
活動が維持できるよう、
各ご家庭に様々な協力をいただき、
活動をすすめている現状であります。

夏休みに入り普段できない、
長距離移動を選手にしいていく第一弾。

 

それが今回の押原遠征でした。

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グラウンドでは多くの
ヴァンフォーレ甲府
スタッフがいらっしゃり、
会場の準備をしてくれていました。

感謝しかありません。

本当にありがとうございました。

 

また対戦相手として、
ヴァンフォーレ甲府さん
栃木SCさん
川崎フロンターレさん
ありがとうございました。

 

早朝高尾駅集合で始まったこの遠征。
鈍行列車での移動は
約3時間位かかったと思います。
本当に長い道のりでした。

 

ただその長い道中で
すごく感じたのが選手同士の
コミニケーションです。

 

これがとても長くできたって言う事は、
本当に良い機会だったなぁと
思ってます。

 

私自身、選手と普段、
長く一緒にいられるわけでありません。

この時間で、
サッカーの話もしました。

ipadを使って様々なことを
話しました。
本当に考えているんだな〜と
感心。

また、サッカー以外の事を選手から
聞くことができて、
選手一人ひとりの解像度というか
たくさんのことを知ることができた
っていうことが本当に試合以上に
良かったことなんじゃないかなと
思っています。

選手に何かを伝える時には、
選手がどういう状態か
何を思考しているのか
何が好きなことなのか
ということを情報を持っている事が
大切だからです。

せっかく何かを伝えようとしても
相手が受け取ってくれなければ
意味がありません。

大切なことを
受け取ってもらうステップの一つ目が
相手の情報をしっかりと得ることです。
ですから相手の話をしっかり聞き、
理解する姿勢を相手に向けること、
これが大切な一つ目のステップになります。

 

そして、そのステップを踏むためには、
相手との十分な時間が必要です。
同じ時を過ごす。
このことが本当に重要なんです。

 

さらにこの「時間」は
研ぎ澄まされたような「時間」ではなく、
一見して「無駄」とも思えるような、
余白のある「 時 間 」だと思います。

そんな「 時 間 」にこそ、
ポロッと本音がでたり、
心配事を共有できたりするんですよね。

 

みんなでお茶でも一杯飲めるような時間。
そんな時間を大切にしていきたいと思います。


みんながフラットに生活しているような
「 時 間 」を皆さんは時間の共有できていますか?

 

私は家族との時間の共有をする期間に入ります笑
今後ともよろしくお願いいたします。