みなさんは普段、本を読みますか?
正直子どもの頃は活字を読むのが
本当に苦手で、あまり本を
読みませんでした。
おとなになってから、本というものが
とっても面白いということがわかって、
読むようになったわけですが、
今回はその本について
書いていきたいとおもいます。
私がよく読む本は
学問としての本だったり
データがしっかりと記してある本を
好んで読みます。
なぜかといえば、学問やデータは
汎用性があるというか
多くの人に当てはまる
「モデル」が
表現されていることが多いからです。
多くの子どもたちと
接する仕事をしている性質上、
傾向と対策ではないですが、
この「モデル」というものに
一定の価値を感じているわけです。
もちろん、
こういったものは
時代が変わったり、
新しい事実も出てくるので
常にインプットを
繰り返していかなければなりませんし、
「モデル」はあくまでも
「モデル」であって、
例外や個人差、個別性を
大切にしなければならないのは
変わりませんから、
頼りすぎてはいけませんし、
目の前の子どもたちに
しっかりとした知識を持って
向き合わなけれなとも
思っているわけです。
少し話が長くなりましたが、
そんな私があまり好まない類のものは、
個人が「ただただ」
体験を語っているような本です。
なぜこれを好まないのかといえば、
その人の体験でしかないと
感じてしまうからです。
大抵、これらの類は自分にとって「へ〜」
という感情で終わってしまうものが多く、
自分に活かすことが難しかったり、
持ち帰りづらい内容なことが多いんです。
有名人のファンが、有名人の自叙伝を買う
というのはファンだからいいんですけど、
ちょっと学びには遠い気がしています。
はい、ここまで言っておいて、
今回良い本と言って紹介するのは、
完全な体験談的な内容の本です。
「こころのパス」
という本なのですが、この本は
中村憲剛さん、佐藤寿人さん、今野泰幸さんの
3名で書かれている本です。
内容を伝えてしまうとネタバレ感が
出てしまうので控えますが、
この本を読んでの感想は、
①スター選手も子どもだったんだな。
②多くの子どもに当てはまる!
③コーチにも良い本だ!
そんなことでした。
これだけでは伝わらないと思うので、
怒られること覚悟で
私がいいなと思った一部をご紹介します。
今野さんが札幌でキャリアを
スタートさせた頃の話。
プロの世界を実感し
悩み苦しんでいた時に
悩みを乗り越える方法について
『 そんなぼくを
すくってくれたのが
ぼくがもっている
“なやみを打ち明ける力” と
“人の話を聞く力” だった。』
という部分です。
子どもにも、大人にも
本当にためになる言葉ですよね!
こんな素晴らしい言葉が
たくさん詰まっています。
この本はお子様にも良いと思います。
というかお子様向けですね!
すべての漢字にふりがなが、
しっかりとふってあります。
わたしはこの本をAmazonで
ポチって、1時間で読破しました。
とっても読みやすい本ですので、
お時間ある方はぜひ読んでみてください!
またみなさんのおすすめ本など
ありましたらぜひ教えてください!
読書の秋
たくさん本にふれたいと思います。
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