先日のツイートが多くの人に届いているようです。
サッカーコーチという仕事は
— Inomata Koichiro (@inomatakoichiro) 2022年10月24日
大部分幸せな仕事です。
ただ年数を重ねると
「あの子は今こうなっている」
っていう話題が入ってくる。
よい情報なら嬉しいし、
よくない情報だと、
考えてしまいます。
どちらも自分を見つめ直す
きっかけになります。
最近は良い情報が多くて
うれしいです!
このツイートちょっと違和感なかったですかね。
最後の文章はちょっと飾ってしまった部分がありました。
『最近は良い情報が多くて・・・』
そんなことないです。
ちょっとポジティブに、いたくてこんな風に書いてしまいました。
立て続けによくない情報が自分自身に現れてしまいました。
自分に何ができただろうか。
自分がどうあることが正しかったのだろうか。
そんなことを考えていくことが、自分の進化につながるのでは無いかと思います。
すべて自分に矢印を向けて前に進んでいきたいと思います。
と言いつつも良いことがなかったわけではありません。
私がサッカーコーチをスタートした時期に東京都サッカー協会の巡回指導で携わった子がついにサッカー選手になりました。
彼は三菱養和巣鴨ジュニア→巣鴨ジュニアユース→ユースと進み法政大学からプロの世界に飛び込みます。
もちろん自分がきっかけを作った、なんて言えませんが、携わったとは言いたいなと思います。
これで言えるのは、普及の成果というのは長期戦だなと実感しました。相当サッカーコーチを続けてきたなと思っていましたが、ようやくその一連の成長を実感できたわけです。
本当に長い時間軸だと思います。
だからこそ一瞬でもこの活動を止めるわけにはいきませんし、続けなければならないのだなと改めて自分が行ってきたことの意味を感じることができたニュースでした。
サッカー選手がすべてではありませんし、私たちが接する1時間の一期一会は将来どれだけの意味を持つのかは分かりません。でも本当にその小一時間はその子にとっての大きな意味を持つかもしれないという力を秘めているということも同時に頭に入れておかなければなとも思いました。
今年もこれまで10園近くの園を回りました。15年後くらいにまた良い情報を受け取れるといいなって思います。
おやすみなさい。