おはようございます。
来年度のジュニア選手選考会が終了しました。
選考会が終わるとホッとした気持ちももちろんあるのですが、どちらかというとコーチたちは、「残念ながら・・・」という結果になった子たちがどんな表情でグラウンドに戻ってくるのか。
そういっったことのほうが気になっています。
チームに入りたくてがんばってきた子たちも多くいて、その子たちにとって合格できなかったという事実は受け入れがたく、悔しい気持ちでいっぱいになることは容易に想像できるからです。
スクールを辞めてしまう子、スクールは好きだからといってくれて継続してくれる子、もう一度チャレンジするという決意表明する子、様々な子がいますが、私たちが願うことは次の一歩を踏み出してほしいということです。
誰もが、すべて上手くいかない事を経験して「おとな」になります。
すべてがうまくいくわけではないのです。
おとなはそれを経験的に知っていますが、子どもには理解に苦しむ事です。
だから、近くにいるおとなの1人として、そんな時にしっかりと支えられる人でありたいと思います。
過去は変えられないが
過去の「意味」は変えることができる
心を痛めてしまった子がいたら、この言葉をプレゼントしています。
過去に起きた事実は、何をしても変えることができません。
しかし、過去に起きた事のもつ意味を、未来振り返った時に、「あの時、あの結果で良かった」と、思えることが大切なんです。
つまり、過去をどう捉えるかということは変えることができるのです。
今回、残念な結果になってしまった。
でもこの結果で私は自分を見つめ直すきっかけになった。と捉えて次の一歩を踏み出すことが大切なのかなと思っています。
全員を幸せにできない事を申し訳なくも思いますが、そのように子どもたちが少しでも前を向いて一歩を踏み出してもらえればなと思います。