Inomata Koichiro’s diary

Inomatakoichiroという選手歴もない「ただの人」が「プロコーチ」になるまでに、大切にしてきた事を中心に綴ります。もちろん最新の情報や三菱養和情報も綴ります。

新たな仕事

本日、サッカーD級養成講習会を担当させていただきました。

チューターとしての初仕事でした。

 

とても難しいし、責任ある仕事でした。ただ、参加者の方々のありがたいフィードバックをいただき、準備をしてきた甲斐があったなと思います。

 

これからどれほどこういった活動をしていくかわかりませんが、指導者を目指す方々のために、精進したいと思います。

 

サッカーD級コーチ養成講習会は昨年まで2日間で取得となりました、1日で取得することができるようになりました。

もし興味がある方はぜひ取得を目指してみてください!

 

親としての想い

先日、内部選考会(スクール生対象のジュニアユースセレクション)がありました。

たくさんの保護者も来場され、子どもたちの様子を熱心に見ていらっしゃいました。

 

子どもたちは暑さが残る中、一生懸命にプレーしてくれました。

選考会議ではコーチたちも真剣な話し合いとなります。

 

全員を合格させることはできないことは当然のこと。

「残念ながら」とお伝えすることも多いことは事実です。

親として願うことは

「合格してほしい」ということと、「悲しい顔は見たくないな」といった感情ではないでしょうか。

日々、学校へ行って笑顔で帰ってくる。

そういった日常はこれ以上ないありがたいことです。

 

今回の選考会、これからのセレクションでは私たちは多くの子どもたちを悲しませてしまうかもしれません。

その時に親はどうあるべきか。

どんな声をかけたらいいのかと悩まれることもあるかと思います。

 

そんな時はまず“見守る“が大切なことだと思います。

近くに居てあげてください。

子どもによっては大人よりもずっと傷ついているかもしれません。

まずは近くに居て、寄り添ってあげてください。

そして、次の一歩を踏み出せるかを見届けましょう。

きっと一生懸命にやってきた子ほど、その力は備わっているはずだし、そう願い見守ることでその一歩を踏み出すことができるでしょう。

必要以上に声をかけるのは禁物です。

寄り添い見守り、いつも通りに接しましょう。

その一歩を踏み出す様子が見えてきたならば、こんな声をかけてでも良いかもしれません。

「あなたを必要とする場所がきっとある!」と。

どんな子どもにも今の時代サッカーをプレーする場所があります。

親が慌ててはなりません。

どんな子どもにも良き場所があると思って、お子さんに接してあげてください。

ということで、これから出勤したいと思います。

台風情報に注意し、サッカーをみなさん楽しんでください!

 

“努力より夢中!“

子どもの「楽しい」と「安心」・「安全」

子どもはどんな時に楽しいと感じるのか。

楽しいの前提にあるものは何なのか。

そんなことを考えていいます。

 

要素として「安心」と「安全」という考えがあります。

どちらも揃っているれば、「楽しい」につながるということはわかっています。

しかし、「安心」と「安全」どちらか一つが欠けると絶対に「楽しい」に繋がらないな、と思うのですが、どちらだと思いますか?

私は、「安心」だと思います。

もちろん年代や、状況によると言われればそうなのですが、幼い子どもにとっては「安心」が大切なのだと思います。

 

つい最近これを実感したことがありました。

暑さが増し、我が家は近くにある区営の温水プールに行きました。

ここは子どもたちが大好きな流れるプールがあります。

子どもは3年生になりますが、浮き輪もつけずに流れに身を任せてスイスイと流れながら泳いで行きます。下の子はまだ5歳ということもあり、浮き輪をつけて私がついている状態です。

そんな時、上の子(3年生)は私たちを見失ってしまいました。

1人で泳いで十分に楽しめるし、溺れることはありません。何なら私からは目視できる位置でした。

しかし、上の子は「不安」な表情を見せて私たちを探しています。しばらく見失っている状態が続くと表情が徐々に曇っていくのがよく見えました。

この時私は、“やっぱり「安心」は大事だな“と思いましたね。

逆に言えば「不安」を取り除くことさえできれば何事も「楽しい」に近づけることもできる!

そう思いました。

 

もちろん「安全」も大切な観点ですが、子どもはそもそもそれ自体を安全かそうでないかを判断することはなかなか難しかったりもします。

それよりも「安心」が大切なのです。

この人なら「安心」できる!そう思ってもらえるような人でありたい!

そう最近は思っています。