Inomata Koichiro’s diary

Inomatakoichiroという選手歴もない「ただの人」が「プロコーチ」になるまでに、大切にしてきた事を中心に綴ります。もちろん最新の情報や三菱養和情報も綴ります。

今、想うこと(ごあいさつ_2024年振り返り)

みなさんこんにちは。
2024年大変お世話になりました。
私にとって2024年は大きな変化の年となりました。

20年近くチームを担当してきましたし、サポートしてきましたが、2024年シーズンからそれらが一切なくなりました。

最後に担当したチームはとても個性豊かで本当に養和っぽい子どもたちでした。

ちゃんとご挨拶できたか分かりませんが、「最後がこんな子ともたちで本当に良かった。」そう思えます。

2024年3月の調布ジュニアBチームのコパ・トレーロスカップ帯同が最後となりました。

振り返ると長かったような気もしますが、あっという間に時間が過ぎていったようにも思います。

調布ジュニアは私の中でも大きな存在です。

立ち上げから携わらせていただきましたし、当初保護者会で「全国大会を夏に予定しています」と言えば、その当時の親御さんは「ご冗談を!笑」と言った雰囲気で会場は包まれました。

今は、それをどう現実にするのか、と期待があるほどです。

初代メンバーはすでに成人しており、私が担当した子からもいよいよプロサッカー選手が生まれました。

※「教え子」という表現もありますが、私にはおこがましく感じますので、「担当」という表現をさせてもらっています。

blaublitz.jp

そんなチーム活動から離れることはとっても大きなことでした。

2024年4月から管理部門に異動し、さまざま裏方でのサポートをスタートさせました。

初めてのことばかりでなかなか新鮮な気分と穴がぽっかりと空いたような気分との両方で、どちらが自分なのか分からず過ごす日々が続いております。

そして愛着ある調布を離れ巣鴨に席を移すとさまざまな人から「今巣鴨にいるんですか?」「今何やってるんですか」と聞かれることも多く、「水曜日だけスクール出てまして・・・」となんとも中途半端な回答となっているのは、そんな私の心境そのものなのだと思います。

現場からは少し離れましたが、2024年シーズンから指導者養成を主に担当することにもなりました。

10月末に開催した「サッカーD級指導者講習会」では初めてチューター(インストラクターと今は言わないようになりました)として参加者の前に立つこととなりました。

多くの方々に参加いただき、ことの重大さと責任に前日は押しつぶされそうな感覚に襲われました。大事な試合の前の日と言ってもそれよりもちょっと違った感覚です。

終わった後のアセスメントには本当に身に余るコメントをたくさんいただき、これは一生の宝物です。

キッズリーダー養成講習会ではコースマスターとして、師匠の見守る中、講義・実技を行いました。まだどこもやっていないだろうアクティブラーニング方式で開催し、終了時には参加者同士が「ありがとうございました」と言い合っている姿にとても充実感が湧いてきました。

これ以外にも、社内のさまざまな役割をこなすのに苦労した1年でもありました。
中でも私、テニス担当なんです。テニスやったことないし、クラスのことも今ひとつピンときていないし、と迷惑かけっぱなしの一年でした。

そして、最後に書いておきたいことですが、チームを持たない立場だからできたのかもしれません。

土屋雅史さんの著書であり、大槻邦雄さん監修の「子どもがサッカーを始めたら読む本」の協力です。

ベースボール・マガジン社という歴史ある出版社に協力できたことは私の大きな出来事でした。

子どもがサッカーを始めたら読む本 7人の賢者に聞いた53の習慣 [ 土屋 雅史 ]

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このブログもそうですが、少しでも子どもたちに「残すに値する未来」を実現させるべく発信をしてきたつもりですが、こんな形で大槻さんに声をかけていただき、実現した本。私の部分はさておき、他のところがすごいです。とってもリアルだし、大切なことが詰まった本です。ぜひお手に取っていただけたらと思います。

2024年を振り返ると変化の激しい年でした。
本厄を乗り越えて2025年は後厄。。。
どんな年になるかワクワクしております。
まだまだ未熟な私ではありますが、今後ともよろしくお願いたします。

本年中のご厚情に心より感謝申し上げますとともに、皆さまのご健康とご多幸をお祈り申し上げます。どうぞ良いお年をお迎えください。

新たな仕事

本日、サッカーD級養成講習会を担当させていただきました。

チューターとしての初仕事でした。

 

とても難しいし、責任ある仕事でした。ただ、参加者の方々のありがたいフィードバックをいただき、準備をしてきた甲斐があったなと思います。

 

これからどれほどこういった活動をしていくかわかりませんが、指導者を目指す方々のために、精進したいと思います。

 

サッカーD級コーチ養成講習会は昨年まで2日間で取得となりました、1日で取得することができるようになりました。

もし興味がある方はぜひ取得を目指してみてください!

 

親としての想い

先日、内部選考会(スクール生対象のジュニアユースセレクション)がありました。

たくさんの保護者も来場され、子どもたちの様子を熱心に見ていらっしゃいました。

 

子どもたちは暑さが残る中、一生懸命にプレーしてくれました。

選考会議ではコーチたちも真剣な話し合いとなります。

 

全員を合格させることはできないことは当然のこと。

「残念ながら」とお伝えすることも多いことは事実です。

親として願うことは

「合格してほしい」ということと、「悲しい顔は見たくないな」といった感情ではないでしょうか。

日々、学校へ行って笑顔で帰ってくる。

そういった日常はこれ以上ないありがたいことです。

 

今回の選考会、これからのセレクションでは私たちは多くの子どもたちを悲しませてしまうかもしれません。

その時に親はどうあるべきか。

どんな声をかけたらいいのかと悩まれることもあるかと思います。

 

そんな時はまず“見守る“が大切なことだと思います。

近くに居てあげてください。

子どもによっては大人よりもずっと傷ついているかもしれません。

まずは近くに居て、寄り添ってあげてください。

そして、次の一歩を踏み出せるかを見届けましょう。

きっと一生懸命にやってきた子ほど、その力は備わっているはずだし、そう願い見守ることでその一歩を踏み出すことができるでしょう。

必要以上に声をかけるのは禁物です。

寄り添い見守り、いつも通りに接しましょう。

その一歩を踏み出す様子が見えてきたならば、こんな声をかけてでも良いかもしれません。

「あなたを必要とする場所がきっとある!」と。

どんな子どもにも今の時代サッカーをプレーする場所があります。

親が慌ててはなりません。

どんな子どもにも良き場所があると思って、お子さんに接してあげてください。

ということで、これから出勤したいと思います。

台風情報に注意し、サッカーをみなさん楽しんでください!

 

“努力より夢中!“