Inomata Koichiro’s diary

Inomatakoichiroという選手歴もない「ただの人」が「プロコーチ」になるまでに、大切にしてきた事を中心に綴ります。もちろん最新の情報や三菱養和情報も綴ります。

選考会を振り返って想う

みなさんこんばんは。

今日は選考会(セレクション)がありました。

 

今年一番の寒さ(今年1番かはわかりませんが、多分最近で1番寒かったの意)の中、2回目の選考会となりました。

 

ちなみに1回目はわたしは流行病だったため、参加できていませんので、私としては初めてプレーを見させていただく日となりました。

 

みなさん自分らしいプレーは出せたでしょうか。

緊張してプレー出来なかったということもあったのではないでしょうか。

 

今日いいプレーができなかったとしても安心してください。普段のスクールでの取り組みがコーチたちは評価していますからね!

 

ということで冷静に今日を振り返ってみます。

今回の選考会は例年に比べ多くの選手が参加してくれました。関心の高さが伺えます。

ありがたいことです。

様々なチームがある中で弊クラブを選んでいただき感謝しております。

 

さてここで疑問が湧きます。

今の親御さんは、いや選手は何でチームを選んでいるのでしょうか。

グラウンドですか?チームのレベルですか?指導ですか?活動頻度ですか?

最近在籍しているリーグをみてチームを選んでいるという事を聞いたりします。

 

そりゃ強いチームでって思うかもしれませんが、どういう頻度で活動しているのかって確認できているのでしょうか。

こいう言ったチームは例外なく朝から晩までサッカー漬けです。

遊ぶ時間、家族で過ごす時間なんてほとんどありません。

サッカー少年は遊ぶ時間をなくして全てをサッカーに注がなければならないのでしょうか。

そんなはずはありません。

そう言った子に限って、目が死んでいます。見ればわかります。

上手くいかないことが多く、暗くなっているのとは訳が違います。

いいプレーがあっても目が死んでしまっているのです。

 

そんな子になってしまっていいのでしょうか。

本当に怖い。

 

そんな子が最近多くなっている事を危惧しています。

この状況を加速させてしまっているのは、間違いなく「おとな」です。

指導者であり、保護者です。

 

指導者はまずサッカー大好きですからサッカーしている時間、サッカーに携わる時間が長いと幸せを感じてしまう方が多いことも影響しています。

 

保護者も、サッカー漬けの子どもを見てどこか安心しているのかもしれません。

やり込めば、やり込んだだけプレーは良くなりますよ。

でもそこまでして今のうちに大切にしなければならないことを捨ててまで、サッカーやらせますか?

こういった子は考える力が低い傾向があります。

日々を「与えられている」からです。

受け身の傾向があり、多くの判断は保護者がして、与えられたことを遂行する。

彼らは同時に自信がありません。

自分で考える決定して、成功する経験がないからです。

 

みなさんのお子さんは大丈夫でしょうか。

こういった機会にぜひいろんな事を考えてみてください。

 

皆さんは選手の将来に触れている

アンディ・ロクスブルグ(UEFAテクニカルダイレクター)