Inomata Koichiro’s diary

Inomatakoichiroという選手歴もない「ただの人」が「プロコーチ」になるまでに、大切にしてきた事を中心に綴ります。もちろん最新の情報や三菱養和情報も綴ります。

Tリーグ無事終了

本日東京都U-12サッカーリーグ2部Bの全日程が終了しました。

www.tleague-u12.com

 

今回初めて「幹事」というものをやらせていただきましたが、大変な部分もありますが、情報が集まってくることを思うと、良い部分の方が多かったかなと思います。

 

それはさておき、チームとしてはあまり良い成績ではありませんでしたが、成果の多い1年だったと振り返ることができます。

不思議と試合中にかつての様子がフラッシュバックしてくるというか、鮮明に思い出されます。

よくぞここまで来たなと。

本人たちのがんばりをしみじみ感じる日でした。

あまり自チームのことは書かないのですが、私の記録として残しておこうと思います。

結果に関して



先日このようなものを書きました。

www.inomatakoichiro.work

内容的に重なる部分がありますが、少し噛み砕いた感じになりますので

 

サッカーにおけるわかりやすい結果といえば「勝敗」です。

この勝敗において好きな言葉があります。

「勝ちに不思議な勝ちあり。
 負けに不思議な負けなし。」

という言葉です。

この言葉は、誰が始めに言ったかわかりませんが、私がこの言葉に初めて出会ったのは、国体少年に関わらせていただいた時に池村先生から選手に向けておっしゃられた場面でした。

ちょうど先日の第102回全国高校サッカー選手権東京都予選を戦っていた日大三高の監督さんです。

web.gekisaka.jp

 

この言葉は、本当に大切にしている言葉でもあります。

この言葉の解釈は、人それぞれあると思いますが、やはり結果の対義語でもある「原因」に目を向けよ、ということだと思います。

 

ここで大切なことは、原因の矢印をどこに向けるかということです。

自分がコントロールできない部分に目を向けてしまう人がまだまだ多い。

雨じゃなかったら、

審判が、

あいつがこうしてたら、

コーチの采配が、

そんなことに目を向けても何も変わりません。

 

プレーヤーであればその矢印を自分自身に向けて

自分が出来たことはなんなのか。

自分が出来なかったことはなんなのか。

自分がこれからやることはなんなのか。

そういったことを自分自身で振り返り、

「一歩前に歩みを進める」ということが大切なのだと思います。

 

結果は時に、子どもたちを苦しめることがあります。

結果をどう捉えるか。

そういったことを伝えていくのは私たちおとなの役目だと思います。

 

結果だけで必要以上に苦しむ子がいなくなる事を切に願います。

公式戦の意味とは

おはようございます。
昨日から6年生最後の全国大会へつながる大会が始まりました。

第47回全日本U-12サッカー選手権大会東京都中央大会です。

今大会は103チームが参加する大会となっています。

T1リーグとT2リーグは予選免除。
T3チーム以降のチームはブロック予選から参加し、勝ち抜いたチームがこの中央大会出場権を得ているおちった状況です。

選手もスタッフも力を入れて闘い抜いてきたのだと思います。

 

ここで私の意見というか考えを示しておきたいと思います。

「公式戦」の位置付けです。

もちろん選手は勝利を目指してプレーしますし、指導者ももちろん最善を尽くすものだと思います。

ただ、育成年代のこれの目的は「成長」だと思うんです。

大人が過度に結果を目指すと成長は鈍化する可能性も秘めていますし、成長を阻害してしまう要因を作ってしまう可能性すらあります。

出場機会を失う選手もいると思いますし、勝つための手段がトレーニングとマッチしなくなったりもすると思うんです。

こうなってくると、本来の公式戦の意味や価値が失われていってします。

一生懸命プレーした先にあるものは何なのか。

勝ちと負けにどう意味を持つことができるのか。

そういったことをしっかりと頭の片隅におきながら、今日試合を迎えたいと思います。

大会の詳細は↓

www.goalnote.net

 

トーナメントの表は こちら