先日このようなものを書きました。
内容的に重なる部分がありますが、少し噛み砕いた感じになりますので
サッカーにおけるわかりやすい結果といえば「勝敗」です。
この勝敗において好きな言葉があります。
「勝ちに不思議な勝ちあり。
負けに不思議な負けなし。」
という言葉です。
この言葉は、誰が始めに言ったかわかりませんが、私がこの言葉に初めて出会ったのは、国体少年に関わらせていただいた時に池村先生から選手に向けておっしゃられた場面でした。
ちょうど先日の第102回全国高校サッカー選手権東京都予選を戦っていた日大三高の監督さんです。
この言葉は、本当に大切にしている言葉でもあります。
この言葉の解釈は、人それぞれあると思いますが、やはり結果の対義語でもある「原因」に目を向けよ、ということだと思います。
ここで大切なことは、原因の矢印をどこに向けるかということです。
自分がコントロールできない部分に目を向けてしまう人がまだまだ多い。
雨じゃなかったら、
審判が、
あいつがこうしてたら、
コーチの采配が、
そんなことに目を向けても何も変わりません。
プレーヤーであればその矢印を自分自身に向けて
自分が出来たことはなんなのか。
自分が出来なかったことはなんなのか。
自分がこれからやることはなんなのか。
そういったことを自分自身で振り返り、
「一歩前に歩みを進める」ということが大切なのだと思います。
結果は時に、子どもたちを苦しめることがあります。
結果をどう捉えるか。
そういったことを伝えていくのは私たちおとなの役目だと思います。
結果だけで必要以上に苦しむ子がいなくなる事を切に願います。