みなさんこんにちは。ケガというものはサッカーにはつきものです。
ケガとどう向き合うか、どうとらえたら良いか、というものを考えたいと思います。
ケガとは傷害という表現もできます。
傷害には大きく分けて2つに分類することができます。
障害と外傷です。
障害とは簡単にいうと、「使いすぎ」です。
外傷とは「一度の大きな外力で起こるもの」です。
この2つを合わせて「傷害」と呼んでいます。
加えて成長期にはオスグット(膝の痛み)や、踵骨骨端炎(かかとの痛み)などがあります。
基本的に何かの痛みや異常があった場合は、病院にかかり、相談する事をおすすめします。
そしておそらく多くのお医者さんが言われるのが、「休みましょう。」という事だと思います。
コーチとしてもお勧めするのは「休みましょう」です。
これは、「RICE処置」という基本対応があり、これに則った対応です。
どんな怪我にも適応されます。
R→rest 休養
I→ice 冷却
C→compression 圧迫
E→elevation 挙上
病院にかかるような痛みがある場合は必ずこの処置が必要となります。
そして、休養という選手が最も嫌う処置は、苦痛ともいえますし、モチベーションの低下につながります。
しかし大切なことは、怪我を治すこと。
そして良い状態でトレーニングを積み重ねることです。
そのための第一歩が休むことです。
休んだら遅れてしまう、というような事があるかもしれませんが、追いつくための第一歩が休む事なんです。
そういった余裕がおとな側になければ子どもはケガを蓄積し、外傷が障害に移行してしまうことすらあります。
やりすぎはダメです。
こういった事、しっかり理解していただきたいと思います。