子どもの成長をささえているものは、どんなものがあるでしょうか。
子どもの環境とでも言い換えることができるかもしれません。
それは幼稚園・保育園・学校など、そして友達や家族がそれにあたると思います。
人間には恒常性(ホメオスタシス)という機能が備わっています。
これは人間がその性能を維持するために、外的要因に適応していく能力のことです。
※雑な説明ですが。。。
暑ければ、汗をかき、気過熱で体温を下げようとする。
寒ければ、震え出し(シバリング)体温を震えによって上げようとする。
これがわかりやすい典型でしょうか。
この機能により、体温を維持しようとしているのです。
話が脱線しましたが、
このホメオスタシスという機能がある以上、人は環境に適応するようにできているのです。
何を言いたいかと言えば、環境によって人は大きく変わるということです。
親に何でもかんでも指示をされて動いている子は、指示なくして生きていくことができなくなりますし、考えるということができなくなります。
一方、さまざまな決断を本人にさせてきた、もしくは本人の意見を尊重してきた親の子どもは、責任を覚えるし、考える力が身につくと思います。
だからと言って、子どもに十分、この機能が備わっているとは言えないところです。
ですから、おとなたちが協力していく必要があるわけです。
先日も子どもの様子をたくさん教えていただいた保護者の方がいらっしゃいました。
子どもを多面的に捉えて、今、子どもがどのような状態なのか、そういったことをコーチとしても理解する本当に良い機会でした。
みなさんのチームでは子どもをどのように捉えているでしょうか。
コーチと諸語者が協力し、子どもの成長をささえる存在になれたらなとおもいます。